背中の刺青と、その強さから”堂島の龍”と呼ばれる桐生。
そんな桐生と双璧をなす関西の極道者が1人・・・
郷田龍司 五代目近江連合直系郷龍会二代目会長。
人は彼のことを”関西の龍”と呼ぶ。
圧倒的な力をもつ二匹の龍は、まるで運命の糸で手繰り寄せられたかのように、出会ってしまう。
関西の街”蒼天堀”のとあるキャバレー。
とあるトラブルが、桐生と龍司を引き合わせる。
一瞬で感じる相手の器、力。
二人はお互いの腹を探りあうようにして、酒を酌み交わす。
巧みな挑発と、冷静な誤魔化し・・・龍司は桐生に宣戦布告をするとその場を後にする。
だがその先には、壮大な抗争劇が待ち受けようとしていたのだった。
龍司が仕掛けた”花火”とは?
関西最強の男を待ち受ける桐生の闘いとは?
唯一孤高の”龍”となるため、桐生と龍司は闘いの場へと向かっていく・・・・・・ |
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